2006年11月 2日 (木)

不穏な曇り空

 5時33分起床。新聞見出しにざっと目を走らせ、トーストを2枚セットし、寒さよけに一枚余計に着込んだりするうちに6時となる。
 黒胡麻きな粉に蜂蜜を入れたミルクを飲み始める。こくがあり、軽い歯触りもあり、朝向きに甘く、満足至極。
 再び新聞に目を落とすと、例の“未履修問題”に関し、伊吹文科相が50~70コマを了承うんぬんとある。いまさら文科相が何をいうのだバカバカしい。生徒側の気持を思うとまことに気に入らない。今朝はまず、この件から書き始めるか。
 と、外報面に悪いニュースが載っている。イスラエル軍の猛爆によりパレスチナ緊迫。イスラエルの暴力集団はガザの特定地区に戦車を繰り出して住民排除を開始したとのこと。ここにも空襲をかけようという腹だな、けだものめ。4段抜きほどの記事に暗鬱な気分にさせられた。
 世の中は明日から3連休だそうだ。となると、デイリーコラムを仕事する当方は最小限5本の「社会ウォッチ」を書かなければならない。
 イタリアンローストの珈琲をやはり濃いめに淹れ、バターたっぷりのトーストをかじる。塩を利かせたキュウリが豚肉ソティによく合い、味と風味がさらなるトーストかじりを促す。
 窓の外は不穏に暗い曇り空だ。

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2006年10月29日 (日)

だいじな日曜日

 前回(といっても随分まえなのだといま知ったが)書いた“目しょぼ”については7月に病院へ行き、パソコン時間を少なくするようにといわれるだけで済んだ。点眼液を2種類出され、これがうれしい。何というか、目がつらいときに心強いのである。病院に行ったおかげでともかく白内障など当面の心配事は何もないと診断され、よかったよかった。

 それから3カ月経ち、先日また東海大八王子病院の眼科へ。この間に一度、激しい“目しょぼ”が起き、それが2日間続いたのでその旨を医師に報告すると次回また起きたら予約なしででも病院へ来て欲しい、診たいとおっしゃる。眼科での今日の主なできごとは器械による視野検査で、明度変化をともなう小さな点が点滅する様子を確認する例のやつ。結果は「左眼に視野狭窄あり」とのことで、原因はたぶん20年来の緑内障だろうと思われる由。2カ月後に今度は器械ではなく人間による視野検査をするそうだ。

 目の件だけでなく、腹具合がおかしい。すさまじい胸焼けで、昨夜は、からだを横たえると胃液が吹きこぼれてくるのが感じ取れるため寝ていられなかったほどなのだ。何かを喰うと胸焼けが始まる。いつかの逆流性食道炎がぶり返したかな。腹具合がよくないと何ごとにも集中できず、困った。日曜日はゆったりした気分で原稿の準備に専念するのだが、うまく進まないのである。これが進まないと原稿自体に影響し時間ばかりかかることになってしまう。

 さらに困るのが本を読めないことだ。胸焼けが気になり、無意識におくびをしたりし、その音に自分で慌てるありさまで何とも落ち着かない。あせっても仕方がないとぼんやりしていると秋の日は直ぐに暮れる。暮れたあとの時間経過がまた猛スピードで、あっという間に夜の9時だ。仕事も進まず本も読まず、ほとんど何もしないままにだいじな日曜日が終わってしまう。

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2006年8月26日 (土)

夢と“目ショボ発作”

 夢の中で眠くてならず、夢の中なのに眠ってしまい、夢の中でさらに夢をみていた。

 場所はなぜか信濃町。新宿まで歩こうと足を踏み出したのはいいが、新宿通りがどこだか分からない。それどころか自分がいるところが信濃町なのかどうかさえ分からなくなり、要するに道に迷ってしまうのだ。いっこうに見知った場所が現れず、やがて人家もとぎれがち。あっという間に風景が豹変、気がつけば山道を歩いているのであった。さすがにこれは道が違うと後戻りし、ふと左を見ると駅のプラットフォームらしき風情。やれありがたやと人混みに紛れ込んだ。何かの表示からJRの新線なのだと判明。道に迷ったおかげで初めての電車に乗れるのだ、うれしい、と歓んだ瞬間に目が覚めた。いつもの布団、いつものベッド、いつもの室内光景。時計を確かめると3時間ほど眠っていたことになる。

 で、朝の7時からまたパソコンを起動させ、まずは『社会ウォッチ』を書いてしまおうと海外のニュースサイトを開く。BBCCNNニューヨーク・タイムズロサンジェルス・タイムズなどなどトップ見出しだけざ~っと見て行く。とはいえ実際にアタマの中で気になっているのは海外報道とはまったく関係のない出来事で、横浜市の産婦人科病院で起きた“無資格助産事件”なのだ。助産師(助産婦と書きたいが我慢)が不足しているときに助産師以外の者がお産を手伝ってはいけないというのは不合理じゃないかと思えてならないのである。それを『社会ウォッチ』に書きたいのだが、まだ分からないことが多すぎる。週明けまで待ってみようかなと思いながら国内紙のサイトを見始めた。

 起床して約2時間。埼玉県吉川市で起きた中学生による放火事件を採り上げようかと探り出したが、突然目を開けていられなくなった。急いで目薬をさし、横になって目を閉じる。この数ヶ月、こうした“目ショボ発作”に悩まされている。医師はパソコンを見つめる時間を少なくするようにというが、そうもいかない。手術というほどの段階ではないといわれたことだけにすがって仕事を続けているのだが、だから“目ショボ発作”が始まると用心深く目を休める。かくて、今日もまた、仕事がはかどらないのである。

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